「自分の書きたいもの」と「人のために書くもの」のハザマで。

土日休んでだいぶ回復しました。今日も朝から晩までバリバリ仕事しています。別に土日遊んだことは後悔してません。休みだって大事だ。馬券当てたし(笑)。

どうでもいいこと書いていいですか。今日お客さんからいっこコピー褒められました。うれしい。絶対ここ見てないと思いますが、ありがとうございます。
 

このように、このブログでは自分の書きたいことや言いたいことを書いてます。

仕事のブログも、自分の興味や関心の強い領域なので楽しくは書けるのですが、それでも「どんな人が読んで、読んだあとどうして欲しいのか」みたいなことは常にどこかで設定しながら書いています。なぜなら仕事につなげるためのブログだから。

セールスコピーを書く仕事をしているので、物書きとしては基本的にいつも人のために文章を書いています。その反動というか、どこかでバランスを取っていかなきゃなーという気持ちが、最近気持ちのどこかにいつもあります。
 

というのも、かつて作曲を生業としていた頃は、それが完全にうまくできてませんでした。

アマチュアの頃は自分の好きな曲ばかり作っていましたが、仕事として人からお願いされて曲を作るようになってからは、依頼をこなして相手の形に当てはめることばかりで、自分の曲ってまったく作ってなかった。一番多い時では年間150曲くらいは作ってました。ゲーム音楽なんかつくってるとこんなペースはザラです。1曲で30秒ぐらいとかの短いものが多いし。

でも、仕事だから嫌とかそういうのは全然なくて、人からオーダーを受けて曲を作ることも好きだったのです。自分の音楽を聴いてもらうことよりも、そのゲームが盛り上がって、ゲームをお客さんに楽しんでもらうための音素材を提供することが必要だったし、ぼくもそうしたかったから。野球とかで言えば、自分の記録なんかどうでもいいからチームが勝つことが何より大事…みたいな、あの感覚にとても近いです。

でも、そればっかり何年もやっているうちに、自分が本当はどんな音楽が好きなのか、何を作りたいのかがよくわからなくなってしまいました。それでも曲が作れてご飯が食べられているうちは別にそれでよかったのですが、やがて音楽ではご飯が食べられなくなってしまいました(笑)。

せめて自分の作品ももっと作っていれば、アーティストとしてなんらかの活動をできるチャンスもあったかもしれないのに、音楽では純粋な「作曲スキル」という財産以外に大したものが残らなかったのです。スキルだけあっても「作りたい」というモチベーションがなければ曲を生み出すことはできません。結果、ぼくは音楽から離れていきました。

今も「作りたい曲を作れ」と言われても何が作りたいのかわかりません。音楽に対する感覚は完全に麻痺しています。聴くのは嫌いじゃなくて、ふだんはジャズとかテクノばっかり聞いていますが、別に曲を作りたいという感情はまったく湧いてきません。音楽と20年付き合って、今は正直そんな感じです。

いまは「書くこと」と、時々「撮ること」が武器です。

書くことも突然始めたわけではなく、ラジオディレクターをやってて死ぬほど放送原稿書いたりとか、実はゲーム会社勤務の時にプランナー(ゲームの中身を考える企画の人)も2年ほど経験があります。そもそも自分のベースには「何かを作ること」があります。だから、たまたまここまでは音楽を作る時間を多く取っていただけって思ってます。そういえば音楽始める前の高校時代も、恥ずかしながら小説書いてた時期もありました。

でも。

今からこのまま20年、人のためにだけ書き続けたらどうなっていくんだろうな。って思うと、自然と「書きたいことも書いておこう」なんて思っちゃうわけです。

ついいっぱい書いちゃった。まーこれもストレス解消のうち。